スパイダーマン2観ました。
一応前作は劇場で観たんですよ。
そのときの感想はまぁまぁ面白かった・・・と思ったように記憶してます(笑)
まだ現役バリバリ公開中なので細かい描写は避けますが
(決してめんどくさがっているわけではないです^^;)
結構楽しめましたよ。ツッコミどころは多かったんですけどね。
ああいった能天気アクション映画は「さぁ楽しもう」という、
非常に良心的な心持ちで観たほうが楽しめます。
ときどき「文句言おう」ってスタンスで、重箱の隅を突付いて、
重箱を破壊するくらいの勢いで映画とかテレビを観てる人がいるけど
があの神経はよく分からないなあ。観にいかなきゃいいのに。
単純に「つまらない」って言うのならもちろん分かるけど。
で、ヒヒョーヒヒョー。
面白かったところ、っつーかよかったところは何と言っても『分かりやすいところ』。
日本でいう水戸黄門とかの時代劇的な勧善懲悪ってやつね。
もちろん主人公は悩むわ、敵もちょと哀れだったりするんですけど、
全体的には子供でも大人でも楽しめる構成・演出でした。
それから『スピード感』。
摩天楼の間を糸を出しながらスパイダーマンが移動するシーンとかは
絶叫マシーンに乗ってるみたいで、結構気持ちいい。
あといくつか笑えるシーンもあったりしました。
ちょっと気になった点といえば敵役『ドク・オク』について。
あれ、どう考えても最初に見た目ありきだったと思う。
理由付けをあとからしたのが見え見え。不自然すぎ。
監督 「うーん、こういう格好した敵を出したいんだけどさ~」
脚本家 「じゃぁ、こんなストーリにすればいいんじゃないっすかね?」
監督 「おおっ。いいじゃないかキミ!よしこれでいこう」
さすがにここまで単純じゃないだろうけど(笑)
あと、主人公の運の悪さ加減は面白かった。
頭がよくて、正義感もあって、まぁまぁ見た目も悪くないんですが異常に運が悪い。
「おいおい、お前の正体がスパイダーマンじゃなかったら何回死んでるんだ」
と観ながら数回思いました。
それから、前作が公開されたときにも思ったんですが、
世界であそこまでヒットしている理由がいまいちわからない。
確かに超大作なんだろうし(少なくとも制作費用220億円とかはスゴすぎ)
面白くないとは言わないけど、あんなに騒ぐほどのものかと思ってしまう。
特に中村獅堂のはしゃぎっぷりとか見てると(笑)
今まで主人公が悩むアクションヒーロー映画なんて山のようにあったと思うんだけどなぁ。
あーアクション映画って観るのが間違いなのかな。
主人公がたまたま特殊な力を持っちゃった青春映画ってくくりで観ればいいのかもね。
ま、とにもかくにも後味は悪くない映画でした。
ちょっと毎日の生活に刺激が足らない、面白くないと思っている人にはいいかも。
今日の映画:スパイダーマン2
ヒロインはもう少し可愛い方がいい度:★★★★★★★☆☆☆